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都内の葬儀式場で花環を見る事がほとんどなくなりました。
葬儀式場の中には花環禁止の所もあるのですが、理由はそれだけではなく、時の流れという事のようです。 その為、9割以上の方が、ご供花を祭壇にお供えするのが現状です。 祭壇にお飾りするご供花は、故人の活躍を偲び、故人へのお別れには、もっともふさわしいものです。 しかし、このご供花のお飾りについて頭を悩ますのは、私共葬儀社です。 なぜかと申しますと、いろいろな生花屋さんから時間無制限で式場にご供花を持ち込まれますと、ご供花が来るたびに名前を確認してからお飾りをする為、いつまでたってもご供花のお飾りがきちんとできません。 その為、東京都内では、御喪家にご供花を出す場合は、施行している葬儀社にご供花を依頼する方がほとんどです。 理由は、都内ではほとんど葬儀は自宅で行わず、葬儀式場で葬儀を行いますので、葬儀式場の絶対数が足りない為、葬儀式場の使える日を2〜3日待つのは普通で、冬などは1週間位待つこともあります。 その為、前に式場を使用している御喪家の方のご出棺が済んで、祭壇やテントなどの後片付けが終わってから、次の御喪家の葬儀の準備に執りかかりますので、どうしても午後3時前後から祭壇を設営し始める事になります。 受付準備を終えた頃、御遺族が葬儀式場にお見えになりますので、開式までに御喪家と頂戴したご供花の名前を見て、相談をしながら祭壇にお飾りをしなければなりません。 限られた時間で総ての飾り付けを終わらせ開式を待っている時に生花屋さんが そのお店独自のご供花をもってくると、名札だけを替えるわけにはいきませんので、ご供花を総てお飾りし直さなければなりません。 開式が迫っている時刻にご親戚、友人、知人が集まっている式場の中は大混乱になってしまいます。 この様な事を避ける為、東京都内では、担当している葬儀社にご供花をお願いする事がほとんどです。 その為、ご供花をお出しになる方が個人的にお取引がある生花屋さんがあっても、葬儀のご供花は担当葬儀社に手配する方が多くなってきました。 お別れの時にお棺の中に白い菊の花を入れずに、洋花を入れる事を望む御遺族の方が増えて参りました。 菊は現在でも蚊取線香の材料として使われている花で、昔土葬が行われていた時、虫がつかない様に御遺体のまわりに置いたという事から今日まで続いていますが、近い将来お棺の中に入れる花は、生前個人が好きだった花や、季節の花を入れたりして菊の花はだんだん少なくなっていくでしょう。
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